テレビCMやネット広告で最近よく目にするようになってきた、全額自己負担で行うPCR検査に関して調べてみました。
なぜ自費でPCRを行う必要があるのか
①発熱して病院や発熱センター等に相談したが、公費PCR対象外と判断された。でも陰性とはっきりわからずもやもやしているのではっきりしたい。
②濃厚接触者に該当して保健所に相談したが、公費PCR対象外と判断された。でもはっきりさせたいので検査したい。
③近くで感染者が出たとの情報があったが、濃厚接触者ではなく病院や公的機関での検査が受けられない。でも心配なので検査したい。
④上記①~③のパターンで、会社から出勤するためにPCRの検査を要求された。
⑤出張(国内海外)前にPCR検査の陰性証明が必要だ。
などなど様々な理由が考えられます。
基本的に公費でPCR検査ができるのは症状があり検査が必要と医師が判断した場合か、保健所から濃厚接触者と判断された場合に限られます。
病院に入院前に陰性確認をする場合は病院が独自に検査を行うこともあります。
検査の種類
①非医療機関(検査会社など)が行うPCR検査(無症状者のみ可能)
→ 駅前センター等の希望者が出向くタイプ
→郵送宅配便での検査(不活化してから送るタイプでは検査精度が課題に)
★郵送では不活化が必須です
→陽性判定時は再度医療機関や発熱センターで対応してもらう必要がある
→検査代は比較的安め
→匿名で検査できる場合もある
②医療機関が行うPCR検査(症状があっても可能*医療機関によるので事前に電話確認をしてください)
→受診しての検査および郵送での検査がある
→陽性判定時はすぐに入院や隔離など保健所と連携した対応がとれる
→検査代が比較的高額になる
まとめ
ネットで検索すると様々な広告が出てきます
利用目的にによって上手に使い分けましょう
おすすめとしては
①可能性が低いがとりあえず検査したい→非医療機関の郵送検査
②可能性がある程度あるが公的検査から漏れてしまった→医療機関の検査
③海外出張の陰性証明が必要→陰性証明書の発行を行っている医療機関
★ハワイや中国など特定の医療機関のみに陰性証明書の発行権限を与えているケースがありますので注意してください
もっともっと安価に手軽に検査が受けられるようになるよいいですね。。
検査機関の紹介は、どこが適正化判断する材料がないため、ここでは紹介しないことにします