寒い日が続きますね…
2月はさまざまなウィルスに気をつけたいところです。
なので冬の感染症についてご紹介したいと思います。
インフルエンザ
インフルエンザの感染力は非常に強く日本では毎年約1千万人、
約10人に1人が感染しています。
インフルエンザの予防には予防接種を受けることが有効です。
予防接種を受けることで、発症率、重症化率の低減につながると言われています。
インフルエンザの感染対策とてしては、
飛沫感染対策として、咳エチケット。
接触感染対策としての手洗いの徹底が重要であると考えられます
溶連菌感染症
溶連菌感染症は、子どもがかかりやすく発疹が出る感染症です。
主な感染経路は、発症者もしくは保菌者(特に鼻咽頭部に保菌している者)由来の
飛沫による飛沫感染と濃厚な直接接触による接触感染です。
物品を介した間接接触による感染はまれですが、
患者、保菌者由来の口腔、もしくは鼻腔由来の体液が
明らかに付着している物品では注意が必要です。
予防のためのワクチンはまだ実用化されていません。
予防には、手洗い、咳エチケットなどが有効です。
ノロウィルス
ノロウイルス感染症の主な症状は、はき気、おう吐及び下痢です。
通常は便に血液は混じりません。
あまり高い熱とならないことが多いです。
小児ではおう吐が多く、おう吐・下痢は一日数回からひどい時には10回以上の時もあります。
感染してから発病するまでの潜伏期間は、1~2日です。
ノロウイルスにはワクチンもなく、その感染を防ぐことは簡単ではありません。
そして特に子ども達や高齢者には簡単に感染して発病します。
最も重要で、効果的な予防方法は「流水・石けんによる手洗い」です。
~冬に感染症が流行する理由~
■冬はウィルスが強くなる
ウィルスは低温・低湿度を好み、冬になると夏より長く生存できるようになり、
感染力を強めます。
冬場に風邪を始めとするウィルス感染が多くなるのは、外気が寒く乾燥するためです。
■冬は人の免疫力が低下する
低気温で体温が下がることで、人の免疫力は低下します。
また、外気の乾燥に加えて、夏に比べて水分を積極的に摂取しなくなるため、
体内の水分量も少なくなりがち。人間の体は60%が水分ですが、
体内の乾燥により喉や気管支の粘膜がカラカラになると、
本来粘液でウィルスの侵入を防いでいるノドや鼻の粘膜が傷みやすくなり、
ウィルス感染を起こしやすくなります。
■冬は飛沫感染の範囲が広くなる
外気の乾燥によって咳やくしゃみの飛沫が小さくなり、
飛沫に乗ったウイルスがより遠くまで飛ぶようになります。
一度の咳・くしゃみによる感染範囲が広くなり、感染スピードが上がります。
予防するにはやっぱり【手洗い】【うがい】【マスク】
正しい手洗い・正しいうがい・正しいマスクで
感染症予防をしましょう!!